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 10月25日宗家仲里常延先生のご逝去後四十九日を迎えた。
 浄土真宗では四十九日は身内や縁者が故人を偲ぶ行事として行われる。また、故人の死より残された者が人生の無常、いのち、生きることの意味をあらためて考える為の期間とも言われている。

 4年前先生から入門を許され、頂いた一冊の本をあらためて目を通した。それは先生が85歳の記念として発刊された自叙伝である。少林寺流を継承していく上で大変貴重な資料であるのは言うまでも無い。
 先生の自叙伝の中に多くの教えがあり、その中に「死とは」という一文が掲載されている。

 『死とは、人生の終末ではない、生涯の完成である。それは、何億という精子の中から自分だけが選ばれさらに母胎で300日も養育されて、この世に生まれてきたが、まだまだ未完成の人間である。だから完成する様に生きてゆかなければならない。

 佐賀藩の武士の修養書(葉隠)の中に次のような教えがある。「武士道とは、死ぬことと見つけたり」と、その解釈は人によって違うかもしれないが、私は敢えて次のように解釈する。
「死ぬために正しく生きること」と。

 即ち選ばれてこの世に送り出されたからには期待にそうよう正しく生き、完成した自分を報告する義務があるのである。
 いわゆる死とは、完成の報告である。』
 

 この一文の意とするところを真に感じられるように精進したい。

 本日四十九日を迎え先生が残された多くの教えをあらためて一つ一つ心に刻みながら先生を偲びたい。合掌
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2010.10.25 / Top↑
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